豆腐屋

ブログ名のセンスのNASA

レディ・プレイヤー・ワン 覚悟はいいか?俺はできてる。

 

はじめまして。

突然ですが自分、映画を見るのが好きでして、公開日に見るのをルールとしてる(ルールというかモットー)のですが、そうなると問題になってくるのが安易に感想を言えない。Twitterとかで言っちゃうとネタバレになっちゃう...もうマヂ無理...あ、ブログにすればよくね?

というわけでブログ始めてみました。ここでは主に自分の観た映画のレビューを綴っていこうかなーと考えてます 何分こうした文章を書くのは今まで無くて誤字,脱字,語彙力皆無(高校の国語の成績は7/10)といった数え役満ですが、その辺はあたたかく見守っていただければ幸いです。もし目に余るのであればコメントなどでご指摘していただければと思います。ちなみに自分はガラスのハートの持ち主です。

 

早速レビューの方にいきましょうね 一応言っておきますが、普通にストーリーに触れるのでまだ観てないという方は先に映画館ダッシュで行ってください。今回紹介するのは4/20公開の「レディ・プレイヤー・ワン」。巨匠スティーブン・スピルバーグの最新作です。

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舞台は2045年、環境汚染や政治の機能不全により荒廃した世界に見切りをつけた人々は「オアシス」と呼ばれる仮想現実(VR)の世界に入り浸っていました。オアシス内では創始者であるジェームズ・ハリデーの遺言により、オアシスの所有権と5000億ドルをかけたゲームが開催されています。それらをめぐって主人公であるウェイド・ワッツを中心に繰り広げらるといったストーリーです。ワンピースかよ。

ONE PIECE OP1 ウィーアー! - YouTube

 

とりあえず総評言っときますね。

スピルバーグマジでありがとう

最初から最後までとにかくたくさんのゲーム、アニメ、映画、音楽が辺り一面に散らばっていて、まるでみんなのおもちゃ箱をひっくり返して遊ぼう!みたいな感じでした。一度観ただけでは追いきれない最高の映像と、絶対みんなが一度は見たことがあるであろうおなじみのキャラクターがワンカットに必ず登場します。一回で全部わかるわけないやん。あと5回は観る。

たしかに万人受けする内容なんですけど、この作品、オタクであればオタクであるほどニヤニヤが止まらない。遺産相続ゲーム(僕はこう呼びます)の一環にレースゲームがあるんですけど、主人公が乗るのはあのデロリアン。BttFでおなじみの。中まですげーんですわ。ちゃんと2015/10/21て表示されてるんですわ。さらには日本で生まれたアニメ、AKIRAの金田のバイクが。ほんまーーー!?ってなりました。よくよく見るとマッハGOGOGOの車も見つけました。多分あの車全部元ネタあるな。障害物としてジュラシックパークT-REXキングコング(実はこいつがレース攻略のカギ)も登場。祭か。

自分が一番興奮したのは作品のクライマックスである最後の鍵を巡る大乱闘です。劇場で声漏れちゃいましたもん。

「俺はガンダムでいく...!」

ダイトウ、よくぞ言ってくれた。それでこそ日本の男や。このセリフ、本編では唯一の日本語で元の脚本は英語の予定だったそう。しかし撮影中突然スピルバーグ監督が「ここは日本語でいこう!」と言い出し、演じた森崎も驚いたという。ここだけではないのですが、本作の中で表現されるスピルバーグの日本のポップカルチャーへの愛とリスペクトに胸が熱くなりました。あるインタビューでスピルバーグは「僕はこの映画に登場する日本のポップカルチャーが大好きだ。みんな知ってるアキラのバイクやガンダムなどね。この映画には日本からやってきた素晴らしいアニメや漫画が詰まっている。僕はそれらを讃えたかったんだ。」と語り、僕の涙のダムは決壊しました。

 

最後のウェイドとハリデーの会話はとても印象深かったですね。

非現実な世界では得られないことが現実の世界では存在する。

ハリデーのセリフ「Reality is real.」はハッキリと覚えています。20年前くらいでしたかね、庵野秀明が「オタクよ、現実に帰れ。」と言ったんです。でもスピルバーグはここでは「辛い時はいつでもここに帰っておいで。」って言ったんですよ。これがいいことなのか悪いことなのか分からないけど自分はこれが心に刺さりました。皆さんにも子供の時に見てたアニメとかやってたゲームありますよね。始まる時のワクワク、プレイ中のハラハラ、終わったときのジーン。あの気持ちが製作者にとって一番嬉しいことなんですよ。レディ・プレイヤー・ワンはハリデーにスピルバーグ自身を重ね合わせて作っていて、最後の言葉は僕たちへの真摯な感謝だったんじゃないでしょうか。そして同時に何度も何度も繰り返しまた自分の映画を訪れて欲しい。そういったメッセージがあったと思っています。きっとスピルバーグはこの映画自分自身ワクワクしながら作ってたんじゃないかなぁ。この作品を見終えた方々で昔好きだったゲームとかアニメを語り合ったりするのもいいかもしれませんね。

 

いかがだったでしょうか。とりあえずレビューはここまでです。始めてのブログですので改善できるとこがあれば改善していこうと思います。気になった人は是非映画館へ行ってみてください。(だいぶストーリーの要旨いったけどな)もちろんIMAX3Dでね。あくまで一個人の感想なので私もこれめっちゃ良かった!とか僕はこう思うなーとか色々コメントしてください!きっといろいろな視点からの考察あると思います。自分はそーゆーの大好きです。

 

さて、今週末はいよいよ待ちに待ったアベンジャーズ/インフィニティ・ウォー!!!次回はこれをレビューする予定です!お楽しみに!